手術室編4 オペ室あるある
今日はオペ室でのあるあるについてです。
その1
・化粧はしないか、目元だけはバッチリ。
病棟でもマスクはするのですが、絶対というわけではありません。
しかし、オペ室は絶対マスクしなければならない現場。
ほとんど目元しか見えない状態で
一日中マスクをすると化粧はヨレる。
そして、手術中は手袋二重、マスク二重、長袖の丈が長い清潔なガウンを着ているので暑い。
汗をかいて化粧が落ちる。
マメな人は化粧直しをしますが、
面倒くさがりな人は崩れる前提の化粧。
もしくは化粧をしないという選択肢に笑
私はもちろんあんまりしない派でした笑
ファンデーションくらいでしたね!
その2
・手術中の音楽は人によってまちまち
みなさんがイメージする手術中の音楽はクラシックでしょう。
しかし、私は一度も聴いたことがありません。
クラシックをかける人も居るんでしょうけどね!
大体J-Pop。
時々洋楽やゲームのテーマソングなど。
ちょっと面白かったのは、
甲子園での吹奏楽部の応援演奏シリーズ。
確かにこれはやる気が出るのがわかる気がします( ´ ▽ ` )
かっ飛ばせーなーんとか!
って言いたくなるような気持ちになります。
音楽をかけるのは、術者のモチベーションを上げるためなのですが、
実は助手のためにもなっているんです。
手術は医師が2〜4人くらいで行なっています。
術者は基本的にはその中の一人だけ。
他はサポート役です。
サポート役は腹腔鏡のカメラを持ったり、
術者の視野の確保のためにセッシで組織を持ち上げ続けたりします。
要は結構ジッとしている時間が長いのです。
医師は朝が早く、夜が遅い。
当直の日にはその夜すら働いて、また次の日仕事というハードな仕事です。
1ヶ月で何時間働いているのだろうといつも疑問に思います。
その結果、ジッとしていると眠たくなります。
音楽があると、ちょっと気が紛れるようで、
なんとか意識を保つことができるのです。
それでも瞼が閉じているときもありますが笑
まったく音楽をかけない外科もあります。
その時は患者さんのモニター音だけが鳴り響いています、、、、
こちらが瞼が閉じてきそうになります、、、、
本日も読んでくださりありがとうございました!!