手術室編3 腹腔鏡下手術
先輩「明日のオペ何〜?」
私「腹腔鏡下右半結腸切除です」
先輩「あーラパコロンね!」
私「!?」
みたいな事がよくあり、
オペ室では様々なものを略語で呼んでいました。
よく使われるのが
「ラパロ」
これは腹腔鏡下を意味しています。
腹腔鏡下手術というのは、
開腹手術はお腹を大きく切るのですが、
腹腔鏡下は小さな傷何箇所かで手術が出来ます。
開腹手術イメージ
腹腔鏡下手術イメージ
そのため、
手術後の患者さんの痛みが少なく、
早期退院が期待できます。
(もちろん病気によって開腹手術しか選択できない場合もあります)
また傷も小さいので、
温泉など行っても目立ちません。
もともとは開腹手術が主流でしたが、
現在は医療の進歩により、
患者さんに侵襲の少ない腹腔鏡下手術が
多くなってきました。
最近ではダヴィンチ(ブラックペアンではダーウィンと呼ばれていたもの)手術というロボット手術も普及してきています!
私が居た3年間でもどんどん医学の進歩を感じる事ができました。
私のいる病院は腹腔鏡下がメインだったため、
よくラパロという言葉が飛び交っていました。
他にも色々あり、
よく使われるのが、
コロン→腸
マーゲン→胃
ルンゲ→肺
などです!
他にも色々ありますけどね( ´ ▽ ` )
今日も読んで頂きありがとうございました!